作品図版
伝新潟県長岡市馬高出土《火焔型土器》縄文時代(中期)・前3000年~前2000年 土製 高35.0cm 口径28.0cm 胴径20.0cm
東京国立博物館

伝新潟県長岡市馬高出土《火焔型土器》縄文時代(中期)・前3000年~前2000年

1.作品解説

 4000年から5000年前、縄文時代中期に土で作られ、食料の煮炊きに使われた素焼きの容器です。上へ上へと燃えさかる焔のように見える装飾から、火焔型土器と呼ばれています。大きな鶏冠状の突起が4つ、そしてその間を波型の縁がつないでいるように見えます。全体が立体的で複雑な飾りで覆われているため、お鍋のように煮炊きをするには使いづらそうです。それでも、こげたあとやふきこぼれのあとがついているものもあるので、儀礼用というよりも、やはり実用的な器だったようです。縄文人は、こうした土器を使って動物の肉や木の実を調理したと考えられています。

2.キーワード


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