作品図版
東山魁夷(1908-1999)《道》1950年 彩色、絹本 134.4×102.2 cm
東京国立近代美術館

東山魁夷《道》1950年

1.作品解説

 東山魁夷が、青森県八戸市の種差海岸の風景をスケッチしたのは、戦前のことでした。戦後、そのスケッチから灯台や放牧馬などをすべて省き、道ひとつに構図を絞って描いたのがこの作品です。画家自身この絵について、「遍歴の果てでもあり、また新しく始まる道でもあり、絶望と希望を織りまぜてはるかに続く一筋の道であった――遠くの丘の上の空をすこし明るくして、遠くの道がやや右上りに画面の外に消えていくようにすることによって、これから歩もうとする道という感じが強くなった」と語っています。実際の風景から取材しながらも、心象風景とすることに成功しています。

○解説リンク

2.キーワード

3.実践例

岸田劉生との比較鑑賞


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