作品図版
芹沢銈介(1895-1984)《木綿地藍染いろは文着物》1961年 木綿、型染 151×122cm
東京国立近代美術館

芹沢銈介《木綿地藍染いろは文着物》1961年

1.作品解説

 本来、文字は情報を伝えるためのツールですが、よく見ればそれぞれに面白いかたちをしています。この着物には「いろは歌」の最初の12字が藍染めで表わされました。ひと文字おきに天地逆になっているのに気づきましたか?吉祥を意味する言葉や漢詩、和歌をあしらった着物や箱などの工芸品は昔からありますが、ここでは物語性は排除され、かな文字の大胆かつのびやかな線の動きが主題となっています。

 「型絵染」は、芹沢銈介を重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)に認定する際に、型を用いながら独創的な染めによる仕事を指す用語として考案されました。

○解説リンク

2.キーワード


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